ミツカンミュージアム(愛知県半田市)

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週末天気微妙が多い

今週もバイクには乗れないのか。

晴れの予報だったのに、雨降るって。安定しないな。

今回は、車で半田まで行きます。

目指すは、ミツカンミュージアム。

さすが調味料トップクラスのメーカー「ミツカン」

ミツカン本社

半田の市街地に突然現れる、近代的なビル。

ミツカンの本社です。

調味料の売り上げで、こんな真新しいビルが建つんだから。

気になりますね。

そんなわけで、どんな会社かよく分かる企業博物館に行きます。

ハイテク満載のミュージアムでした

ミュージアム

外観はレトロなんだけど、中は現代的な作りになっています。

入場料500円。ネットで購入できます。

ミツカンミュージアム

ミツカンの主力製品は「酢」

まずは、「酢」の製造工程の説明でした。

味噌などと同様に、大きな木の桶が展示されていました。

現在はステンレス製の製造装置を使っています。

一部、昔のように、木の桶での製法だそうです。

ミツカンの歴史は、食文化の歴史

樽

昭和の頃までは、樽詰めで販売していたそうです。

お店で一般客に量り売りという感じです。

昔は冷蔵というのが無かったので、魚とかすぐ傷んだり、ニオったりでした。

そこで「酢」を使うことで、ニオイや傷みを低減してくれるんですね。

江戸前寿司ってのが流行って、「酢」がどんどん消費されたそうで。

運搬船

鉄道も車も無い時代は、運搬船が必須でした。

これをいち早く導入したミツカンは、大量製造、大量販売のトップに出たんだね。

しかも寿司に使う「酢」は一番製造コストが安かったそうで、利益も良かったみたい。

知多や三河に調味料メーカーが多数あるのは、ミツカンの成功を見たのかも知れません。

健康志向にも恵まれた

寿司

昭和の後半は洋食ブームで、和の調味料は苦戦の時期でした。

豊かになり、健康が一番の関心ごとになると、「酢」が見直されました。

まずは「ポン酢」のメガヒット。

「味ぽん」鍋どころか、いろんなものにかけていました。

CMの人気で、手巻き寿司も一般的になりました。

そしてダイエットブームで「飲む酢」のドリンクが人気に。

やっぱりスーパーでは、ミツカンの酢ドリンクが並んでいます。

納豆もミツカン作っています。

ナットウキナーゼが近年、話題になっています。

胃腸の環境を改善する効果がみられると、健康的食習慣にマッチしてます。

企業ミュージアムは面白い

自治体の運営している博物館、イマイチのが多い。

やっぱり資料(史料?)を残すことに重点行きがちなんだろうね。

今回みたいにミツカンのドラマチックな展開で見せられると、スッと入るんだよね。

音響、照明、演出、ハイテク機器など、よく考えられています。

まとめ

運河

少しもったいないなと思ったこと。

それは、売店が小さいのと、ちょっとした飲食コーナーが無い。

せっかくの調味料メーカーなので、オリジナルソフトクリームとか。

お酢のアレンジドリンクが飲めるとか。

そういったコーナーがあればと思いました。

まあ、お客が滞留しないようにしてるのかも知れません。

充実したミツカンミュージアム、ぜひ半田市にお越しの際は立ち寄ってください。

ミツカンミュージアム

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